一人暮らしの光熱費は月いくらか。電気・ガス・水道を1円単位で全部出します

一人暮らしの光熱費、1年分の実額を全部出した。合計の3分の2は固定費だった 4,758円 暮らしの費用

※本記事にはプロモーションを含みます

【結論】私の光熱費は、電気・ガス・水道を合わせて月7,399円でした。 統計の平均値ではなく、実際に払った額から1円単位で出しています。

私の実額
電気 月平均3,354円(最小2,940円〜最大3,739円)
ガス 月平均2,395円(LPガス。補助金のなかった月は2,440円〜3,565円)
水道 月1,650円(家賃に含まれる定額)
合計 月平均7,399円

※7,399円は、上の3つの平均を足したものです。 ただし平均を取った期間は、それぞれ少し違います。

平均の期間 なぜ
電気 10か月(2025年9月〜2026年6月) 2026年7月は請求額がまだ出ていません。 入居月の2025年8月は14日分なので外しました
ガス 12か月(2025年8月〜2026年7月) ガス会社に直接聞いて、使用量と請求額を全部出してもらいました
水道 — 家賃に含まれる定額なので、月による変動がありません

※私は、毎月の使用量まで記録していたわけではありません。 カードの明細に残っていたのは支払った額だけで、使用量と内訳は、ガス会社に電話して初めて揃いました(13か月分をその場で読み上げてもらえました)。記録を付けていなくても、聞けば出てきます。

※ガスの平均2,395円には、補助金で安くなった3か月が入っています(実際に払った額なので、そのまま平均に入れました)。補助のなかった9か月だけで見ると2,440円〜3,565円で、平均は2,905円。補助があった3か月で引かれた額は、合計5,611円でした(2025年11月660円/2026年5月2,475円/2026年6月2,476円)。補助金の中身は、ガスの章で全部出します。

そして、この7,399円のうち4,758円は、使わなくてもかかる固定費です。電気を1kWh、ガスを1㎥、水道を1リットルも使わなくても、毎月出ていきます。

電気の基本料金908円+ガスの基本料金2,200円(電気とのセット割引で月300円引かれた後の額。詳しくはガスの章で書きます)+水道の定額1,650円。私の光熱費は、3分の2近くが「使う前から決まっている額」でした。 減らせる部分がどこかを考える前に、まずここを知っておいてほしいと思います。

※基礎情報

  • 物件:名古屋市の1K・25.2㎡(RC造の1階)
  • 生活:シャワーのみ、料理ガス不使用、トイレ/浴槽24時間換気

【この記事で分かること】

  • 一人暮らしの光熱費が、電気・ガス・水道でいくらだったか(合計 月平均7,399円)
  • そのうち4,758円が、使わなくてもかかる固定費だったこと
  • 一人暮らしの電気代が、1年でどう動いたか(79〜117kWh/2,940円〜3,739円)
  • 電気代が「使い方は変えていないのに上がった」と感じる理由(私の実データで説明できます)
  • 電気の請求書のうち、自分では減らせない部分がどれか
  • ガスは1㎥も使わなくても月2,530円だった(プロパンの料金表を全部出します)
  • 電気を乗り換えると、ガスの割引が消えることがある(私の場合、失う額は年3,960円でした)
  • 水道が家賃に含まれる物件だと、何が起きるか

ひとり暮らしの光熱費って、月いくらくらいなんだろう。

僕は電気・ガス・水道ぜんぶで月7,400円くらいだった。3つ並べてみて驚いたのは、そのうち4,758円が、使っても使わなくても変わらない額だったこと。

まず電気代。入居してからの請求を全部出します

2025年9月から2026年7月までの実績です。 使用量・請求額・その月の平均気温を並べます。

電気は11か月、ガスは12か月ぶんの実データがあります(電気の2026年7月は、使用量は出ていますが請求額がまだです)。水道は定額なので、動きがありません。 ガスと水道は、このあとで別に出します。

※入居は2025年8月18日なので、8月は14日分(61kWh・1,899円)しかありません。月の途中で比べられないので、表からは外しました。

月 使用量 請求額 平均気温
2025年9月 101kWh 3,345円 27.5℃
2025年10月 88kWh 3,204円 20.1℃
2025年11月 79kWh(最小) 2,963円 12.8℃
2025年12月 93kWh 3,321円 8.2℃
2026年1月 109kWh 3,243円 4.3℃
2026年2月 94kWh 2,940円(最安) 7.9℃
2026年3月 106kWh 3,541円 11.0℃
2026年4月 100kWh 3,570円 16.8℃
2026年5月 106kWh 3,739円(最高) 21.1℃
2026年6月 103kWh 3,673円 23.0℃
2026年7月 117kWh(最大) 集計中 29.0℃

使用量の平均は100kWh。請求額は月平均3,354円で、年間およそ40,000円です。

※請求額の平均は、料金が確定している10か月(2025年9月〜2026年6月)で計算しています。

冬がピークではありませんでした

いちばん意外だったのはここです。 一般的な記事は「冬がピーク」と書きます。私の12か月を季節でまとめると、こうなりました。

季節 月平均
夏(6・7月) 110kWh
春(3〜5月) 104kWh
冬(12〜2月) 99kWh
秋(9〜11月) 89kWh

冬は4つのうち3番目でした。いちばん低いのは秋です。

秋が低いのは分かります。エアコンをほとんど使わない時期だからです。引っかかるのは、冬が春より低いこと。そして冬と夏の差が11%だったことです。

エアコンが埋めている温度差で考えると、これは変です。

外気温 設定 差 使用量
2026年1月 4.3℃ 暖房20度 15.7度 109kWh
2026年7月 29.0℃ 冷房27〜29度 約1度 117kWh

冬は外と15度以上の差をつけています。夏はほぼ差がありません。それでも電力量の差は7%でした。

なぜそうなるのか、30分ごとの使用量を12か月分ダウンロードして調べました。

分かったのは、夏は「電気を使っていない時間」が無いということです。 1日のうち、電気の使用量がいちばん少ない時間帯を比べると、冬は1時間あたり0.079kWhまで下がります。夏は0.129kWh。1.6倍です。

冬は、電気を使う時間と使わない時間がはっきり分かれています。夏は、一日中ずっと使い続けています。

意外だったのは、夏の夜のほうが少なかったことです。 1日を夜(0〜6時)と昼(6〜24時)に分けて、7月と1月を比べました。

夜(0〜6時) 昼(6〜24時)
7月 − 1月(1日あたり) −0.026kWh +0.274kWh
月に換算すると 0.8kWh少ない 8.5kWh多い

増えたぶんは、まるごと昼でした。 私は「夏は夜つけっぱなしだから高くなる」と思っていましたが、自分のデータでは逆でした。

部屋の条件も効いています。 25.2㎡と狭く、1階なので上の階からの熱が入りません。

だから、この数字をそのまま当てはめることはできません。 生活の仕方によっては、比べられない場合もあると思います。参考値として見てください。

「使い方は変えていないのに、電気代が上がった」が起きる理由

上の表を、もう一度別の角度から見てみます。

使用量 請求額
2025年11月 79kWh 2,963円
2026年1月 109kWh 3,243円

30kWh多く使っているのに、請求額の差は280円です。 使用量は38%増えているのに、請求額の増え方は9%でした。

使った量と請求額は、比例しません。 だから、使い方を変えていないのに請求が上がることは、実際に起こります。

先月より電気代が上がってたよ。使い方は変えてないのに、何で?

「おかしい」と感じたときに、まず疑うべきなのは自分の使い方ではありません。

僕もそう思って12か月分並べてみたよ。ここから分かったのは、使った量と請求額が比例していないことだった。

なぜそうなるのかは、請求書の内訳を開くと分かります。

電気の請求書の内訳を開くと、自分で減らせない部分が見える

同じ契約の、1月と6月を並べます。

2026年1月 2026年6月
使用量 109kWh 103kWh
基本料金 908.42円 908.42円
電力量料金の単価 21.18円/kWh 21.18円/kWh
再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価 3.98円/kWh 4.18円/kWh
燃料費調整額の単価 −3.73円/kWh +1.49円/kWh
請求額 3,243円 3,673円

「電気の単価」だと思われている電力量料金は、1年間1円も動いていません。 ずっと21.18円です。

動いたのは、下の2つでした。

  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金は、電気を使う人が全員、同じ単価で払います。国が毎年決めるもので、契約先を変えても同じです。 私の場合は3.98円から4.18円に上がりました
  • 燃料費調整額は毎月変わります。1月はマイナス3.73円でした。 マイナスということは、使うほど請求から引かれるということです。109kWh使ったので、406円が引かれています。 6月はプラス1.49円

燃料費調整額だけで、差は5.22円/kWh。 1月の使用量で計算すると、月およそ570円です。使い方をまったく変えなくても、これだけ動きます。

そして、この項目に上限があるかどうかは、契約によって違います。 私の契約書には、こう書いてありました。

平均燃料価格に上限はありません

上限がないということは、燃料の価格が上がったぶんが、そのまま請求に乗るということです。 私の場合は−3.73円から+1.49円の範囲で収まりましたが、そこに天井が設定されていない契約でした。

⚠️これは請求書を見ても分かりません。 契約書か、料金プランの説明のほうに書いてあります。電力会社を選ぶときは、単価だけでなくここも見ておいてください。

さっきの「30kWh多く使ったのに、請求額の差は280円」も、これで説明がつきます。 1月は使えば使うほど引かれる月だったからです。

電気代がおかしいと思ったら、比べるのは使用量ではありません

請求書の並び順は会社によって違いますが、名前は同じです。

  • 燃料費調整額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

先月と今月で、この2つの単価を見比べてください。 単価そのものが変わっていれば、使い方の問題ではありません。

なんで上がったんだろって思ったら、請求書の「燃料費調整額」を見てみてください。ここの単価は、自分の使い方とは関係なく毎月変わります。

節電していない電気代が、この数字です

正直に書きます。私は節電を意識していません。 待機電力も気にしていませんし、無理に生活の質を下げようとは思っていません。

それでも平均100kWh・月3,354円でした。 ただし、この数字には条件があります。自分と比べるときの目安にしてください。

私の場合
冷房 27〜29度。扇風機を併用
暖房 20度
夜間(冬) 寝るときに消す。起きている間だけ
夜間(夏) 夜中はつけたり消したり。その時々
料理 ガスは使わない
風呂 湯船を張らず、シャワーだけ
常時オン 冷蔵庫+冷凍庫(別置き)+トイレ・浴室の24時間換気
部屋 1K・25.2㎡・RC造の1階

冷房を27〜29度にしているのは、節電のためではありません。 冷やしすぎると体調を崩すからです。扇風機を回すと、この設定でも十分に涼しくなります。

ダイキンのエアコンのリモコン。液晶に「設定温度 29.0」と表示され、運転モードは冷房になっている
私の部屋のリモコンです。冷房で29.0度。この設定のまま夏を過ごした結果が、上の表の数字です。
床に置いた白い折りたたみ式の扇風機を真上から見たところ。円形の台座と羽根、電源ケーブルが写っている
29度で足りているのは、この扇風機を回しているからです。エアコンだけで同じ体感にしようとすると、設定温度を下げることになります。

この条件から離れるほど、私の数字は当てになりません。 24度で回している方、湯船を張る方、自炊する方は、それぞれ上振れすると思ってください。

節約には、効き方の順番があります。

  1. エアコンの設定温度——いちばん効きます。ただし1〜2度が限界で、それ以上は我慢になります
  2. 使用時間——在宅時間そのものを減らすのは、生活を変えることです
  3. ベースロード(冷蔵庫・冷凍庫・24時間換気など)——常にかかっている分

1と2は、我慢するか、家にいる時間そのものを減らすかの話です。 私はやっていません。そして3は、減らせません。

冷蔵庫と冷凍庫は止められませんし、トイレと浴室の24時間換気は建物の設備です。

私の場合、冷蔵庫とは別に、もう1台あります。 冷凍庫は宅食サービスのキャンペーンでもらったもので、冷蔵庫とは別に24時間動いています。 銘板を見たら、こう書いてありました。

年間消費電力量 111kWh。

私の年間使用量(約1,200kWh)の、およそ9%です。 タダでもらった冷凍庫が、年間の1割近くを使っていました。

なお、冒頭に書いた「4,758円は使わなくてもかかる」とは別の話です。 あちらは基本料金、こちらは使った電気。基本料金を払ったうえで、さらにこれだけ電気を使っているということです。

節電していないのに月3,354円だった。これを見て「自分は使いすぎかも」と思わなくていい人もいると思う。

ここから先を減らすには、生活を変えるしかありません。 ただ、生活を変えずに効くところが1つだけあります。契約そのものです。

私が選んだのは、基本料金が0円のプランです

ここまでの数字は名古屋の部屋のものですが、私はこのあと東京へ引っ越します。 引っ越し先で契約したのは、基本料金が0円のプランでした。

電気の基本料金は、1kWhも使わなくてもかかる部分です。 私の名古屋の請求だと、月908円。年間で約10,900円が、使う前から決まっていました。そこが0円になるプランがあります。

じゃあ誰でもそのプランにすればいいってこと?

使う量が少ないならね。基本料金がないプランは、使わない人ほど効くんだよ。たくさん使う人は逆になることもあるから気をつけないとね。

基本料金が0円のプランは、使用量が少ないほど有利です。 そのぶん、電力量料金の単価がやや高く設定されていることが多いので、たくさん使う人は、基本料金があるプランのほうが安くなることがあります。

どこで逆転するのか、実際の数字で出します。 私が申し込んだ会社には、基本料金が0円のプランと、基本料金がある代わりに単価が安いプランの両方がありました。

基本料金0円のプラン 基本料金があるプラン
基本料金 0円 902円/月
1kWhあたり 31.93円(固定) 20.62円(最初の段階)
燃料費調整 なし あり(実測で約3.16円/kWh)

※基本料金0円のプランの単価は、今から申し込む場合の31.93円です(9月までに申し込んだ私の請求書では30.93円)。基本料金があるプランは、私が申し込んだ2026年8月時点の料金です。

1kWhあたりは10円以上安いのに、使う量が少ないと、基本料金があるプランのほうが高くつきます。 今から申し込む場合の単価で計算すると、分かれ目は月およそ111kWhです。

私の使用量は月79〜117kWh。11か月のうち10か月が、111kWhを下回っています(上回ったのは7月の117kWhだけ)。私自身の単価30.93円なら分かれ目は月120kWhより上になり、11か月とも下回ります。

単価が安いほうを選べばいいと思ってた。

そこが逆転するんだよね。基本料金は使わなくても毎月かかるので、使用量が少ないほど重くのしかかる。単価の差より効いてしまう。

逆に、月111kWhを超えて使う人は、基本料金があるプランのほうが安くなります。 「単価が安いプラン=得」ではありません。 まず自分の使用量が何kWhなのかを、請求書で確認してみてください。

⚠️この111kWhは、私が申し込んだ会社の2つのプランを比べた数字です。 会社が違えば分かれ目も変わります。数字ではなく、考え方のほうを使ってください——基本料金と単価は、セットで見る。

私が東京で契約したプランの中身と、選んだ理由は別の記事に全部書きました。

▶ オクトパスエナジーは怪しいのか。契約して条件を全部確認した記録

電気はここまでです。ここからは、水道とガスになります。

水道は、私は「定額」でした

名古屋の部屋は、水道が家賃と一緒に引かれる物件でした。

契約時の見積書に、月額の内訳がこう書かれています。

項目 金額
賃料 39,000円
共益費 6,000円
水道料 1,650円
火災保険 740円
24時間緊急対応 1,500円
スマートロック利用料 1,320円
事務手数料 440円
合計 50,650円

水道は月1,650円の固定です。使っても使わなくても、この額が引かれます。

つまり私には、水道の検針票がありません。 自分名義の水道契約が存在しないので、使用量も、季節の変動も、分かりません。

これは得なのか、損なのか

答えは使う量で変わります。

  • シャワーだけで、洗濯も少ない生活なら、実際の使用量より高く払っている可能性があります
  • 自炊して湯船も使う生活なら、定額のほうが安く済むことがあります

私はシャワーだけなので、おそらく払いすぎている側です。 ただ、検針票がないので確かめようがありません。

物件を選ぶときに見てほしいのは、「水道込み」という表記の中身です。 定額なのか、実費なのか。定額なら、使わなくてもその額がかかります。

ガスは、1㎥も使わなくても月2,530円でした

名古屋の部屋はLPガス(プロパンガス)でした。 料金表を見てください。会社が公表しているものです。

使用量 請求額(税込)
0.0㎥ 2,530円
0.3㎥ 2,770円
1.0㎥ 3,333円
3.0㎥ 4,939円
5.0㎥ 6,545円

料金表では、1㎥も使わない月でも2,530円かかります。 これが基本料金です。(私は電気とのセット割引があったので、実際にはここから毎月330円引かれていました。請求書の表示は「電気セット割引 −300円」で、これは税抜。消費税を足すと330円です)

私は料理にガスを使わず、シャワーだけなので、使用量は月0.3〜0.6㎥でした。実際の請求書がこれです。

項目 金額
基本料金 2,300.00円
従量料金(0.3㎥ × 730円・税抜) 219.00円
電気セット割引 −300.00円
消費税等 221円
合計 2,440円

使った分は219円。請求は2,440円。 ガス代のほとんどが、使用量と無関係な部分です。

※請求書は税抜で計算して、最後に消費税を足す形です。上の料金表の803円/㎥は税込なので、730円 ×1.1(消費税10%)= 803円で一致します。

使用量が倍の0.6㎥だった月でも、請求は2,681円です。 使う量を倍にしても、請求の増え方は241円です。 逆に言えば、半分に減らしても、減るのは241円ということです。

13か月分を、ガス会社に直接聞きました

請求書を手元に残していなかったので、ガス会社に電話して全部出してもらいました。

月 使用量 請求額
2025年8月 0.4㎥ 2,851円
2025年9月 0.3㎥ 2,440円
2025年10月 0.3㎥ 2,440円
2025年11月 0.4㎥ 1,861円
2025年12月 0.7㎥ 2,762円
2026年1月 1.1㎥ 3,083円
2026年2月 1.2㎥ 3,163円
2026年3月 1.2㎥ 3,163円
2026年4月 1.7㎥(最多) 3,565円(最高)
2026年5月 1.0㎥ 528円
2026年6月 0.6㎥ 206円(最安)
2026年7月 0.6㎥ 2,681円

使った量は0.3㎥から1.7㎥まで、5.7倍の開きがあります。それでも請求は2,440円から3,565円で、1.46倍でした。

使う量を増やしても減らしても、請求はあまり動かない。 13か月分を並べると、そう見えます。

ちなみに、電気の請求書は取ってありましたが、ガスは残っていませんでした。 それでも電話で聞いたら、その場で全部教えてもらえました。 手元に無くても、契約している会社に聞けば出てきます。

安すぎる月が3つあります。補助金でした

2026年5月が528円、6月が206円、2025年11月が1,861円。 基本料金を下回っています。

これはガス会社への電話で分かりました。補助金です。

5月と6月は、愛知県のLPガス価格高騰対策支援金(第5期)でした。

1契約につき、請求額から2か月で最大4,500円(税抜)を値引きいたします
令和8年5月及び6月検針分のガス料金から最大2,250円(税抜)/月×2回
お客様による申請等は必要ございません

(出典=一般社団法人 愛知県LPガス協会。2026年8月時点)

申請は要りません。知らないうちに引かれていました。 私は請求額を見て初めて気づき、理由は電話するまで分かりませんでした。

⚠️ここが大事です。これは愛知県の制度です。

電気と都市ガスの支援は国がやっていて全国共通ですが、LPガスは対象に入っていません。 そのぶんを都道府県ごとに補っている形で、金額も、期間も、そもそも有るか無いかも、県によって違います。

自分の県のLPガス協会を見てください。 それと、契約しているガス会社がその事業に参加していないと、値引きは受けられません(これも協会のページに書かれています)。

2025年11月の1,861円も補助でしたが、こちらは制度名を確認できていません。 金額も660円で、5・6月とは違いました。同じ県でも、時期によって中身が変わります。

私は、このガス会社を選んでいません

部屋に最初から付いていました。

LPガスは自由料金です。 国が価格を決めていません。それなのに、賃貸の入居者は会社を変えられません。

これは私の実感ではなく、経済産業省がそう書いています。

賃貸集合住宅の場合、入居後は事実上LPガス事業者を変更できないといった実態を踏まえ

出典=経済産業省「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行規則の一部を改正する省令等が公布されました」(2024年4月2日公布・2024年7月2日施行)

そして実際に、値上がりしました。

2026年8月の検針分から、基本料金が2,530円から2,970円(いずれも税込)になりました。440円の値上げです。

私は、この会社を選んでいません。断ることもできません。 賃貸の入居者にできるのは、上がった額を払うことだけです。

「自由料金」というのは、そういう意味です。

引っ越し先の東京は、都市ガスです。 こちらは自分で会社を選んで申し込みました。

同じ「ガス」でも、選べるかどうかが違います。

契約する前なら、料金表を見せてもらえます

2024年7月から、LPガス事業者は、入居を考えている人に料金を先に見せるよう努めることになりました。 不動産の会社を通して見せる形も含まれます。

そして、もう1つあります。

あなたの方からLPガス事業者に「料金を教えてください」と求めた場合、事業者はそれに応じなければなりません。 こちらは努力目標ではなく、応じる義務です。

つまり、見せてもらえなかったら、自分から聞けば出てきます。

私は、この制度を知りませんでした。だから聞きませんでした。

ガスの単価は物件ごとに違います。契約する前に聞けたのに、そんな制度があるのを知りませんでした。

聞けば、この表が出てきます。

使用量の帯 単価(税込)
0〜5㎥ 803円/㎥
5〜10㎥ 748円/㎥
10〜20㎥ 726円/㎥
20㎥超 704円/㎥

使う量が少ない人ほど、1㎥あたりが高くなる設計です。 シャワーだけの一人暮らしは、いちばん条件の悪い帯にいます。

LPガスの単価は物件ごとに違います。 だから、契約前に見ておくと、家賃だけでは見えない差が分かります。

それでも、ガスだけで決めないでください

基本料金を比べると、こうなります。

基本料金(税抜)
LPガス(名古屋) 2,300円
都市ガス(東京) 759円
差 月1,541円=年約1.8万円

ガスだけを見れば、都市ガスのほうが安いです。

それでも私は、LPガスの部屋を選んで損をしていません。 同じ部屋がインターネット無料で、年5万円ほどの恩恵をくれていたからです。ガスで1.8万円払って、ネットで5万円もらっている計算になります。

ガスは、判断材料の1つです。 それだけで物件を決めないでください。

電気を乗り換えると、ガスの割引が消えることがあります

さっきの請求書に「電気セット割引 −300円」がありました。 私はガス会社と同じグループの電気を契約していたので、ガス代から毎月300円が引かれていました。

この割引の条件を、会社の案内で確認しました。

電気セット割引は、お客さまが対象電気料金プランを解約した場合には適用を終了させていただきます

つまり、電気だけを別の会社に乗り換えると、ガスの割引も同時に消えます。

失う額と、浮く額を並べます

年額
失う=ガスのセット割引(月300円・税別=税込330円) 年3,960円
浮く=電気の乗り換えで安くなる分 年1,400円〜2,500円

⚠️浮く額のほうは、東京エリアの料金に私の使用量(年1,221kWh)を当てはめた試算です(東京電力の2026年11月からの料金と比べた額)。エリアも会社も違えば、この額は変わります。東京電力の基本料金は2026年11月から上がります。この値上げで、電気を乗り換えて浮く額は以前より増えます。

それでも、私が調べた範囲では、浮く額が3,960円を超えることはありませんでした。

「電力会社を変えると安くなる」と書いてある記事は多いですが、セット割引を受けている人には当てはまらないことがあります。

⚠️これは私が契約していた会社の条件です。 割引の額も、解約したときの扱いも、会社ごとに違います。 セット割引を受けているなら、乗り換える前に自分の契約の条件を確認してください。

確認する場所は、ここでも請求書です。 「セット割引」「まとめ割」のような行があるなら、その額 × 12か月が、乗り換えで失う可能性のある金額です。割引が税抜で書かれているなら、消費税を足してください。 私の場合は月300円(税抜)=税込330円 × 12か月 = 年3,960円でした。

選ぶのは、あなたです

ここまでの話をまとめます。

あなたの状況 見るところ
電気の請求が先月より上がった 使用量も上がったか。上がっていないなら、単価(燃調・賦課金)が動いた可能性が高い
使用量が月100kWh前後 私と近い帯です。この記事の数字が、そのまま物差しになります
電気を使う量が少ない 基本料金0円のプランが効きます
電気を使う量が多い 基本料金があるプランのほうが安いことがあります
ガスがプロパン(LP) 節約の余地はほぼありません。私は使用量を倍にしても、請求は241円の差でした。賃貸だと会社も選べません
水道が「家賃込み」 定額か実費かを契約書で確認してください。定額なら、その額 × 12か月が使わなくても出ていきます

私の数字は「1K・25.2㎡・1階・シャワーのみ・ガス調理なし・冷蔵庫と冷凍庫が常時オン」の結果です。 条件が違えば、答えも変わります。

次にやること

電気・ガス・水道で、見る場所が違います。

電気

1. 12か月分の請求を並べる

まずこれをやらないと、何も判断できません。 電力会社のマイページで過去の請求が見られます。自分のレンジ(最小と最大)を持つと、次に請求が上がったとき「この範囲の中か、外か」で判断できます。

2. 請求書の内訳を開く

「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を確認してください。 ここは自分では動かせない部分です。この2つが動いているだけなら、あなたの使い方に問題はありません。

3. 基本料金がいくらか確認する

請求書に書いてあります。 ここは1kWhも使わなくてもかかる部分です。私の場合は月908円=年間約10,900円でした。この額が、あなたが毎年「使う前に」払っている金額です。

4. 使う量が少ないなら、基本料金のないプランを見る

使う量が少ない人ほど、基本料金0円が効きます。 基本料金は使っても使わなくてもかかるので、使う量が少ないほど、1kWhあたりの負担が重くなるからです。

私は月100kWh前後で、0円のプランにしました。 あなたの使用量が私より少ないなら、同じかそれ以上に効きます。

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いまの電気の料金プランを、ほかの会社のプランと比べてみる

私が契約した電力会社も、ここで比べて決めました。使用量を入れると、いまの料金と比べていくら変わるかが出ます。キャッシュバックの対象になるのは、エネチェンジのページ内で申し込みを完了した場合だけです。ページの途中にある「公式サイトへ」から電力会社のサイトに移って申し込むと、規約上は対象外になります。金額と条件は変わるので、申し込む前にいまの表示をご自身で確認してください。

ガス

請求書に「セット割引」「まとめ割」のような行がないか見てください。

あるなら、その額 × 12か月が、電気だけを別の会社に乗り換えたときに失う可能性のある金額です。私の場合は月300円(税抜)=税込330円で、年3,960円。乗り換えで浮く額より大きいものでした。

プロパンガスなら、基本料金も確認しておいてください。 使う量を減らしても、そこは動きません。

水道

家賃に「水道込み」と書かれているなら、契約書で「定額か実費か」を確認してください。

定額なら、その額 × 12か月が、使っても使わなくても出ていきます。私は月1,650円=年19,800円でした。検針票が来ないので、契約書を見ないと気づけません。

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