※本記事にはプロモーションを含みます
【結論】電気・水道・ガスの手続きは、3つとも同じではありません。 私が引っかかったのは期限でした。電気は申し込みと同時にカード登録まで終わり、ガスは72時間以内、水道は登録完了まで約1か月かかります。
【根拠】 2026年8月、東京・品川の1Kに移るために3社へ申し込みました。3社とも同じ日(8月1日)にWebで手続きしています。 それでも、終わった時刻も、次にやることも、全部違いました。
【この記事で分かること】
- 同じ日に申し込んだのに、カード登録の期限が3社で違う(即日/72時間以内/約1か月)
- 水道でいちばん多い勘違い(お客さま番号は要りません)
- ガスだけは、申し込んでも終わらない(立ち会いが要る。しかも電気と水道が先に通っていないと開栓が終わりません)
- 旧居と新居が重なる期間に、何が二重になるのか
引っ越しの手続きって、電気・ガス・水道でまとめて3つやればいいんだよね? どれも同じような感じでしょ?
僕もそう思っていたけど、同じ日に3社まとめて申し込んだら、終わった後がまるで違ったんだよ。
申し込みは3社ともWebで数分。違ったのは、そのあとです
電気・水道・ガスは、まとめて「ライフラインの手続き」と呼ばれます。 先に全部出します。2026年8月1日、深夜から明け方にかけて、3社に続けて申し込みました。
| 会社 | 申し込み方法 | 受付 | |
|---|---|---|---|
| 電気 | オクトパスエナジー | Web(比較サイト経由) | 8月1日 |
| ガス | エルピオ都市ガス | Web | 8月1日 |
| 水道 | 東京都水道局 | Web | 8月1日 |
3社とも電話は1回もしていません。 深夜に申し込めたのは、全部Webの受付が24時間だからです。
「電話でなんと言えばいいか」を調べている方は、先にWebの申込ページを探してみてください。 私の場合は3社とも、電話をかける必要がありませんでした。
そして、申し込みのボタンを押した時点で全部終わっていたのは、電気だけでした。カード登録まで同時に完了しています。
ガスは、申込のあとに届く別のメールから登録する仕組みでした。私はその日のうちに済ませています。水道は、登録が完了するまで約1か月かかります。
いちばん差が大きかったのは、カード登録の期限
3社の違いがはっきり出たのが、支払い方法の登録です。
| カード登録 | |
|---|---|
| 電気(オクトパス) | 申し込みと同時に完了(8月1日 02:52) |
| ガス(エルピオ) | 申込のあとに届く別メールから登録。72時間以内(未登録だと開栓の手配が取れない場合がある) |
| 水道(東京都水道局) | 登録完了まで約1か月。完了までは従来の支払い方法 |
同じ日に申し込んだのに、片方は3日以内で、もう片方は1か月かかります。
⚠️この3つの数字は、私が契約した3社のものです。 電気もガスも会社を自由に選べますし、水道は自治体ごとに運営が違います。 期限も手順も、選んだ会社と住む地域で変わります。
変わらないのは「3つの期限がそろわない」ということです。 同じ日に申し込んでも、終わる順番は自分では選べません。自分が申し込む3社について、それぞれの期限を確認してください。
ガスは、申込のあとに届いたメールで期限が示されました。申し込んだのが8月1日の午前2時40分で、登録の期限はその72時間後=8月4日の午前2時40分。 私は同じ日のうちに登録を済ませています。

一方の水道は、申込完了の画面にこう書かれています。
登録が完了するまでに1か月程度かかる場合がございます。登録完了までは従来のお支払い方法となります。
1か月って長くない? その間はどうなるの?
その間はアプリに届く電子請求書で払うことになる。ここが一番あぶないかな。
東京都水道局は2か月に1回の検針です。 私は8月18日から使い始めるので、最初の請求が来るのは10月ごろ。カード登録が9月上旬に終われば間に合いますが、保証はありません。
そして請求書は紙で届きません。 アプリに電子配信されます。つまり、カード登録が間に合わないまま、アプリの通知を見逃すと未納になります。
引っ越しのときに「支払いを全部カードにまとめてポイントを取ろう」と考える人は多いと思います。 ただ、水道だけは初回の請求に間に合わない可能性があります。 見逃して困るのも水道だけです。電気とガスはカード登録が先に終わるので、初回の請求から自動で引き落とされます。水道はカード登録が間に合わないと、その分をアプリの電子請求書で自分で払うことになり、通知を見落とせば未納になります。
水道=手続きはいちばん軽いのに、いちばん待たされる
水道の申し込みは、3社の中でいちばん簡単でした。必要なのは住所と、使用開始日と、連絡先だけです。
お客さま番号は要りません
ここがいちばん多い勘違いだと思います。
水道の検針票には10桁の「お客さま番号」が載っています。引っ越し先の手続きにも要りそうに見えますが、新規の使用開始申込には要りません。 あの番号は、すでに水道を使っている人が、自分の契約をアプリに紐づけるためのものです。
東京都水道局のFAQには、すでに水道契約を持っている人が「初めてご利用される方」から進むとエラー(E025-004)になると書かれています。つまり入口が2つあり、新規で移ってくる人は「初めてご利用される方」で正解です。
手続きは使用開始日の3〜4日前まで
東京都水道局の案内では、使用開始日の3〜4日前までとされています。受付は24時間です。
私は8月1日に申し込んで、開始日を8月18日にしました。17日前なので余裕がありましたが、これは3インフラをまとめて片付けたかったからです。
⚠️ただし「3〜4日前」は、そのまま受け取らないでください。 アプリとFAXからの申し込みは「3営業日前」までです。営業日なので、土日祝は数に入りません。 お盆・年末年始・連休をまたぐと、カレンダーの上で3〜4日空けても間に合わなくなります。 私が指定した開始日は8月18日で、その直前はお盆と土日でした。 8月1日に出しておいたので影響はありませんでしたが、直前に動いていたら危なかった日程です。
ただし、申し込みが間に合うことと、支払いの登録が終わることは別でした。受付は開始日の3〜4日前まででいいのに、カード登録は約1か月かかります。 ここは私の見立てですが、水道がいちばん分かりにくいのは、この2つの速さが噛み合っていないからだと思います。「3〜4日前でいい」と読むと、3〜4日前に申し込めば全部終わると受け取ってしまいます。
認証コードが届かないときの逃げ道
申し込みにはSMS認証があります。ここで詰まる人がいるはずです。
私はWeb版から申し込みました。Web版だと、認証コードの受け取り方を「SMS」ではなく「音声(電話着信)」に変えられます。 SMSが届かない環境の人は、こちらのほうが確実です。
アプリでもWeb版でも中身は同じサービスなので、アプリを入れなくても手続きできます。
住所の入力だけは、あとから直せません
申込内容の修正・取消はメニューから1回だけできます。ただし住所と契約名義の修正だけは、東京都水道局のお客さまセンターへの電話が必要です(日祝を除く8:30〜20:00)。水道は自治体ごとに運営が違うので、この受付時間も東京都の場合です。
部屋番号の入力は、送信する前にもう一度見てください。 ここだけはWebで直せません。
ガス=3つの中で、唯一オンラインで完結しない
電気と水道は、申し込みが終われば当日を待つだけです。ガスだけは違いました。
開栓に立ち会いが必要となります。 私は8月18日の午後1時から3時で予約しました。
そして先ほどの期限の話につながります。エルピオの案内には、こう書かれていました。
お支払い方法の登録が完了されていない場合は、ご契約切り替えやお引っ越し先での開栓のお手配が取れない場合がございます
「取れない場合がある」という書き方ですが、開栓の日程が決まらないリスクを、こちらが負うことに変わりはありません。ガスは申し込んだだけでは終わらず、カード登録まで済ませないと立ち会いの枠が動きません。
引っ越しの日程を決めるときは、ガスの立ち会いから逆算するのが確実です。 電気と水道は日付を指定するだけですが、ガスは自分と作業員の予定を合わせる必要があります。
立ち会いで何をするのか。そして、電気と水道の開通が先に必要です
係員が見るのは「ガスが出るか」だけではありません。 コンロや給湯器に実際に火をつけて、動作を確認します(ガス会社の公式案内では所要15〜30分)。
ここに落とし穴があります。
- ガス給湯器は100Vの電源で動きます。 電気が通っていないと、給湯器が起動せず、点火の確認ができません
- 「お湯が出るか」を確かめるには、水が出ている必要があります。 水道が開いていなければ、そこで止まります
つまり、確認するガス機器によって、先に必要なものが変わります。
| その部屋にあるもの | 立ち会いの前に要るもの |
|---|---|
| ガスコンロだけ | ガスだけで確認できる場合があります |
| 給湯器がある(多くの賃貸はこちら) | 電気(給湯器の電源)+水道(お湯が出るかの確認) |
ガス会社の案内は「立ち会いが必要です」とは書きます。 ただ、その前提に電気と水道が要ることまでは書かれていません。 給湯器のある部屋なら、ガスだけ用意しても当日は終わりません。
水道の申し込みは立ち会いが要らず、数分で終わります。 簡単なぶん後回しにしがちですが、給湯器のある部屋では、これが当日いちばんのブロッカーです。 水道が開いていないと、給湯器の確認だけ後日やり直しになります。単身赴任で遠方から来ているなら、それは往復がもう1回という意味です。
私は3つとも8月18日に揃えました。 電気は午前0時から使える状態で、水道も同じ日から。立ち会いは午後1時なので、順番としては間に合います。
当日やることも決めてあります。 立ち会いの前に蛇口をひねって、水が出るかを確かめる。出なければ、メーターボックスの中の元栓が閉まっています。長期の空室だと閉栓されていることがあります。
8月18日、実際にこうなりました
水道は、蛇口をひねったらそのまま出ました。 元栓を開ける必要はなく、確認は1分もかかっていません。
ガスは、立ち会いの前にコンロを点けたら火がつきました。 開栓の前なのに出たので、すぐに止めて、係員が来たときに聞きました。答えは「弁を止めても、配管の中に残っていたガスで点く」でした。閉め忘れではありません。
火がついたあとも、立ち会いはそのまま行われました。 立ち会いの本体は栓を開けることではなく、ガス漏れとコンロ・給湯器の動作を確かめる点検です。午後1時に来て、30分ほどで終わりました。
点検のあと、コンロの元栓を閉めて電池も抜いてもらいました。 私は料理にガスを使わないからです。基本料金は下がりませんが、立ち会いのときに頼めばその場でやってもらえます。
もうひとつ、係員から教わったことがあります。 震度5強の地震でガスは自動的に止まります。復旧の手順は部屋にある手順書に書いてあるので、地震のあとに探さなくて済むよう、置き場所だけ決めておくことをおすすめします。
水道はいちばん簡単だから最後でいい、と思っていました。でも調べたら、水道が止まっていると給湯器の確認ができなくて、開栓が終わらないんだよ。
エルピオ都市ガスを選んだ理由は2つ
ガスは東京ガスではなく、エルピオ都市ガスを選びました。理由は2つあります。
理由1=単価が安い。ただしエリアで差が大きい
東京ガスと比べて3.2〜5.1%安い設定でした。ただし、得の大きさは住んでいる場所でまったく違います。
私は東京ガスエリアです。東京ガスのままだった場合と比べて、私の使用量なら年間500円ほど安くなる計算でした。差額の話です。
ただし、この500円は「私の使い方」の数字です。 私は料理をしません。湯船にお湯を張らず、シャワーだけです。ガスをほとんど使わない人間の差額が500円、という意味になります。
自炊する方、湯船にお湯を張る方は、同じ料率でも差額が大きくなります。
自分の場合がいくらになるかは、いまのガスの明細で見当がつきます。 ガス料金は、毎月決まってかかる基本料金と、使った量に応じてかかる従量料金の2つでできています。エルピオが安いのは従量料金のほうなので、差が出るのはその部分です。
年間の従量料金 × 3.2〜5.1%
私の場合、これが年500円でした。料理と湯船にお湯を張る人は、従量料金そのものが何倍にもなるので、同じ計算でも金額が変わります。
理由1の前提=自分の地域が供給エリアかを確かめる
エルピオ都市ガスが供給しているのは、東京ガス・京葉ガス・東邦ガス・大阪ガス・西部ガスの5エリアです(2026年8月11日に公式のエリア一覧で確認)。それ以外の地域では、そもそも申し込めません。
自分がどのエリアかは、毎月ポストに入るガスの検針票(使用量のお知らせ)に書いてある会社名で分かります。 そこが東京ガス・京葉ガス・東邦ガス・大阪ガス・西部ガスのどれかなら対象です。検針票が見当たらなければ、ガスの請求書やマイページでも同じ会社名を確認できます。
理由1の注意①=キャンペーンは月ごとに変わる。申し込む月の告知で確かめる
エルピオ都市ガスには、エリアごとにキャンペーンがあります。ただし、具体的な金額を記載するのは難しいです。理由があります。
エリアで違う上に、月替わりで変わるからです。
たとえば東京ガスエリアは、2026年6月には5,000円の割引がありましたが、8月の告知では対象外になっていました。同じエリアで、2か月のうちに消えています。
記事に金額を書けば、あなたが読む頃には別の数字になっている可能性があります。ですので、伝えたいことは、以下となります。
キャンペーンの有無と金額は、申し込む月の公式告知で確認してください。
理由1の注意②=転勤する人は、キャンペーンを当てにしない
金額より先に見てほしい条件があります。 エルピオのキャンペーンには、こう書かれています。
キャンペーン適応中に他社へお切替え、転居(解約)された場合 ※転居先での引継ぎは行っておりません
そして割引が実際に効くのは、供給開始から11か月後です。 原文は「供給開始後10回分の請求のお支払いが完了した翌月」で、請求は毎月なので11か月目に当たります。
つまり、11か月経つ前に転居したら、割引は消えます。 転居先へ引き継ぐこともできません。
単身赴任は、いつ辞令が出るか分かりません。 私も、次にどこへ行くかは決まっていません。11か月先まで同じ部屋にいる前提で、1回きりの割引を当てにするのは、この立場では現実的ではないと思いました。
だから私は、キャンペーンではなく単価で選びました。
単価差は、住んでいる間ずっと続きます。 月替わりもしませんし、転居で消えることもありません。11か月待つ必要もなく、最初の請求から効きます。
キャンペーンは、条件を満たして受け取れたらおまけ、くらいに考えておくのが安全です。
理由2=引っ越しのときは、切り替えの手間が増えない
こちらのほうが大きいと思っています。
理由は単純で、どの会社を選んでも開栓の立ち会いが必要だからです。東京ガスにしても、エルピオにしても、私は数時間空けて立ち会います。やることは変わりません。
つまり「今までの会社のまま」と「切り替える」で、引っ越しのときにかかる手間は同じです。違うのは、申し込むときにどのサイトを開くかだけ。
じゃあ、切り替えるなら引っ越しのタイミングがいちばん得ってこと?
引っ越しのタイミングならね。住んでいる途中で切り替えると、開栓の立ち会いをもう一回やることになるので、そこで数時間潰れる。
住んでいる途中で切り替えるなら、立ち会いのために数時間を空け直す必要があります。 引っ越しのときは、その立ち会いがどちらにせよ必要です。
だから、ガスを切り替えるなら引っ越しのときがいちばん軽い。 そして一度切り替えれば、安い単価は住んでいる間ずっと続きます。
⚠️エルピオの申込フォームには「申込から3〜6週間」という記載があります。 これは「いま住んでいる家で、ガス会社だけを切り替える」場合に、切り替えが完了するまでにかかる期間です。引っ越しの開栓には当てはまりません。
引っ越しなら「お引越し先で利用」を選びます。 そうすると使い始めたい日と、立ち会いの時間帯を自分で指定できます。
▶ 自分のエリアが対象か、いま何のキャンペーンがあるかは、エルピオ都市ガスの公式サイトで確認できます。 申し込みはWebで24時間受付、工事もありません。開栓の立ち会いは、どの会社を選んでも引っ越しのときに必要なものです。
まず、自分の地域が供給の対象か確認してください。 対象は東京ガス・京葉ガス・東邦ガス・大阪ガス・西部ガスの5つで、それ以外の地域では申し込めません。 検針票に書いてある会社名がこの5つのどれかなら対象で、違う会社名なら申し込めません。
電気=申し込みも支払い設定も、その場で終わる
電気はいちばん短時間で終わりました。申し込みと同時にカード登録まで完了しています。
私が契約したのはオクトパスエナジーの「シンプルオクトパス」です。基本料金0円のプランですが、それが得かどうかは使う量で変わります。 そこはオクトパスエナジーは怪しいのか。契約して条件を全部確認した記録に全部書いたので、電気会社を選ぶところから迷っている方はそちらを読んでください。
ここでは手続きの話がメインです。
供給地点特定番号は、なくても申し込めます
電気の申し込みで出てくるのが「供給地点特定番号」です。22桁の番号で、その部屋の電気の住所にあたるものです。
検針票に載っているのですが、引っ越し先の検針票は当然持っていません。
私の場合、入力しなくても申し込めました。 住所から特定されます。番号が分かるなら入れたほうが確実ですが、分からないから申し込めない、ということはありません。
新居で電気がつかないときは、まずブレーカーを見る
入居した部屋で電気がつかないときに、最初に見る場所です。
空室の期間中は、ブレーカーが落とされているのが普通です。 契約が始まっていても、ブレーカーが下がっていれば電気は来ません。
オクトパスエナジーの「電気のお引越しチェックリスト」には、こう書かれています。
- 新居に着いたら、ブレーカーのスイッチを左から右へ向かってすべて「入」にする(設置場所は玄関や洗面所など、目線より高い位置が多い)
- それでも点かない場合は、地域の送配電事業者に直接連絡して通電を依頼する(東京なら東京電力パワーグリッド)
- 並行して契約した電力会社にも電話する
2番が重要だと思っています。 契約した会社に電話しても、実際に電気を送っているのは送配電事業者です。電力会社を切り替えていても、電線を管理しているのは地域の送配電事業者のままなので、通電のトラブルはそちらが窓口になります。
もし土日に入居して、つかなかったらどうなるの?
そこは僕も気にしたよ。会社によっては受付が平日だけなので、土日に入居する日程だとメール対応になって翌営業日以降になるリスクがあるね。
電気・ガス・水道の開始日は、3つとも8月18日の火曜日にしました。これは偶然ではなく、平日を選びました。 何かあったときに、各社の窓口が開いている日にしておきたかったからです。
実際に荷物を入れて住みはじめるのは8月28日です。 それでも10日前から電気・ガス・水道を動かしているのは、鍵を8月18日に受け取れたから。引越し当日にインフラの立ち会いまで重ねると、うまくいかなかったときに逃げ場がありません。
開始日を選べる立場なら、平日にしておくと、何かあったときにその日のうちに問い合わせができます。
手続きを忘れていた場合と、当日の入居について
電気は、契約前でも使えてしまう場合がある
先ほどのブレーカーの話と同じで、空室でも電線はつながったままです。 ブレーカーを上げれば点灯することがあります。
ただし契約していない状態で使うと、あとで請求の扱いが問題になります。 オクトパスの公式には「供給開始日より前に入居した場合」の救済手順があり、引っ越し日が早まった場合は送配電事業者が直接受け付けてくれる場合があるとされています。
気づいた時点で連絡するのが正解です。黙って使い続ける状態を作らないことだと思います。
水道は3〜4日前が期限。ガスは枠が埋まる
| 期限 | |
|---|---|
| 水道(東京都水道局) | 使用開始日の3〜4日前まで(公式の案内) |
| ガス | 立ち会いの枠しだい。日程が決まらないと開栓できない |
| 電気 | 会社によるが、Webなら当日〜数日前でも受け付ける場合がある |
日程が決まらないと動かせないのがガスです。 電気と水道は日付を指定するだけですが、ガスは作業員と自分の予定を合わせる必要があります。 直前だと希望の時間が取れません。
受付時間について
私が調べた範囲では、3社ともWebの受付は24時間でした。実際に私は深夜2時台に申し込んでいます。
電話の窓口は時間が決まっています。東京都水道局のお客さまセンターは、日祝を除く8時30分〜20時です。Webで済むなら、時間を気にする必要はありません。
旧居と新居の二重契約——重なる期間に何が二重になるか
ここは、退去日と入居日が離れている人に関わる話です。
私は名古屋の部屋を引き払う前に、品川の契約を始めています。 重なる期間があります。
引っ越しの手続きを調べると、たいてい「旧居の停止」と「新居の開始」が並べて説明されています。その2つが重なる期間の話は、あまり見かけません。
重なっている間は二重契約の状態になり、両方に基本料金がかかります。 電気・ガス・水道の基本料金は、使っていなくても発生します。
私の場合、重なったのは8月18日から8月28日までの11日間です。 品川の電気とガスを8月18日に始め、名古屋の電気とガスを8月28日に止めました。この間、電気とガスは2つの契約が同時に生きています。
「引っ越し日に全部止めて全部始める」が一番無駄がない。でも実際は、荷物の搬出と入居がずれることが多いので、上手くいかないこともあるよね。
私の場合、名古屋の水道は家賃に含まれる定額でした。 自分名義の契約がないので、停止の手続きもありません。この形だと、水道は二重になりません。
新居を申し込んでも、旧居は自動では止まりません
ここがいちばん取り逃しやすいところです。
ガスの申込フォームで「お引越し先で利用」を選んでも、いま住んでいる住所の解約は自分で連絡が必要です。フォームにもそう書かれています。新居の手続きをした時点で、両方終わった気になります。
私は名古屋のガス会社へ、8月28日の閉栓を自分で連絡しました。 これを忘れると、誰も住んでいない部屋の基本料金を払い続けることになります。
電気・ガス・水道の3つとも、「新居の開始」と「旧居の停止」は別の手続きです。 片方だけやって終わりにしないでください。
契約の形は物件ごとに違います。 家賃に水道代が含まれているなら、そもそも自分の契約が存在しないので、止める手続きも要りません。 契約書を確認してください。
いま東京都では、水道の基本料金が無償です
2026年8月時点の話です。東京都は、水道の基本料金を4か月分 無償にしています。
| 内容 | |
|---|---|
| 何が | 水道の基本料金(従量料金と下水道料金は対象外) |
| 期間 | 4か月分 |
| 対象 | 東京都水道局と小口径(13/20/25mm)の給水契約をしている約800万世帯 |
| 手続き | 申請不要 |
物価高騰下の暑さ対策として実施されているものです。申し込みは要りません。 対象なら自動で適用されます。
注意点は、無償になるのが基本料金だけということです。使った分の従量料金と、下水道料金はかかります。
これから東京に引っ越す方は、最初の数か月の水道代が、平常時より安く見えます。 そのつもりで見ておかないと、無償期間が終わったときに「急に上がった」と感じます。
3社を並べて分かったこと
| 電気 | ガス | 水道 | |
|---|---|---|---|
| 申し込み | Web・24時間 | Web・24時間 | Web・24時間 |
| 電話 | 不要 | 不要 | 不要 |
| 立ち会い | 不要 | 必要 | 不要 |
| カード登録 | 即日 | 72時間以内 | 約1か月 |
| 期限の目安 | 開始日まで | 立ち会いの枠しだい | 開始日の3〜4日前 |
3つとも「引っ越しの手続き」とまとめて呼ばれますが、性質が違います。
- 急ぐのはガス(立ち会いの枠と、72時間のカード登録)
- 待たされるのは水道(カード登録に約1か月)
- すぐ終わるのは電気
まとめ=同じ日に申し込んでも、カード登録と開栓が終わる順番は選べません
| 冒頭で挙げたこと | 答え |
|---|---|
| カード登録の期限が3社で違う | 電気は即日/ガスは72時間以内/水道は約1か月。 同じ日に申し込んでも、カード登録が終わる順番は自分では選べません |
| 水道でいちばん多い勘違い | お客さま番号は、新規の使用開始には必要ありません。 お客さま番号は、すでに水道を使っている人が、自分の契約をアプリに紐づけるための番号です。新しく移ってくる人は「初めてご利用される方」から進みます |
| ガスだけは、申し込んでも終わらない | 開栓の立ち会いを予約する必要があります。 しかも72時間以内にカード登録を済ませないと、その立ち会いの枠が取れない場合があります。 そして立ち会い当日は、電気と水道が先に通っていることが前提です(給湯器は電気で動き、お湯が出るかの確認に水が要るため) |
| 旧居と新居が重なる期間 | 重なっている間は、両方に基本料金がかかります(使っていなくても発生します)。ただし旧居の水道が家賃込みの定額なら、水道は二重になりません——私の名古屋の部屋がそうでした |
結論をもう一度書きます。同じ日に3社へ申し込んでも、カード登録と開栓が終わる順番は選べません。 だから、急ぐもの(ガスの72時間と立ち会いの枠)と、待たされるもの(水道のカード登録・約1か月)から逆算するのが確実です。
正直に書いておくこと
この記事は、入居までの記録です。 引っ越しは2026年8月28日に済みましたが、まだ出ていない数字があります。
- 3社の初回請求の実額(水道は2か月に1回の検針なので、10月ごろになります)
数字が出たら、この記事に追記します。
申し込む順番は、ガスから決めます
順番はガスからです。 3つの中で唯一、自分の予定を空ける必要がある手続きで、立ち会いの枠は先に埋まります。
ガスの日が決まったら、電気と水道も同じ日で構いません。私は3つとも同じ日に揃えました。
⚠️ただし、「その日の何時から使えるのか」まで確認してください。 私の場合、電気は申し込みのあとに届いたメールに「2026/08/18 この日の午前0時から電気の使用が可能です」と書いてありました。ガスの立ち会いは午後1時からなので、間に合います。ここが逆になると、その日の立ち会いがやり直しになります。
3社まとめて申し込むと、立ち会いの枠が空いている日までガスだけ待つことになる。先にガスの枠を取って、電気と水道をその日までに開けておけば、1日で3つそろうよ。
1. ガス会社を決める(切り替えるなら引っ越しのときがいちばん軽い)
どの会社にしても開栓の立ち会いは必要です。申し込み先を選ぶだけで単価が変わり、それが住んでいる間ずっと続きます。
⚠️ただし供給エリアは限られます(東京ガス・京葉ガス・東邦ガス・大阪ガス・西部ガスの5エリア)。検針票の会社名がこの5つに無ければ、申し込めません。
▶ 自分のエリアが対象かを確認する:エルピオ都市ガスの公式サイト
2. 電気を決める
電気は立ち会いが要りません。 そのぶん、どこにするかを落ち着いて選べます。私が契約したオクトパスエナジーについては、料金表とキャッシュバックの適用条件を全部確認した記録を別の記事に書きました。基本料金0円が自分にとって得かどうかは、使う量で変わります。
▶ オクトパスエナジーは怪しいのか。契約して条件を全部確認した記録
3. 引っ越し業者が決まっていないなら、先に見積もりを
ガスの立ち会いに必要なのは、自分が部屋に入れることです。 搬入日より前でも予約できます。私は鍵を受け取った8月18日に立ち会いを入れ、荷物の搬入は8月28日でした。
私は引っ越し料金の比較として、一括見積もり依頼を6社へ出しました。 返ってきたのは金額だけではなく、貸切か他の荷物と一緒か、開始時刻を指定できるかという頼み方の違いでした。見積もりを取ること自体は無料です。
一括見積もりを出すと何が来て、どう終わるかは、引越しの一括見積もりは失敗するのかに全部書きました。電話が30件来て、断らずに3日で止まった記録です。

