引越しの一括見積もりは失敗するのか。電話30件、断る前に向こうが引いた

引越しの一括見積もり。電話は1日目30件、2日目3件、3日目0件 引越しの手続き

※本記事にはプロモーションを含みます

【結論】6社に依頼したら、その日のうちに電話が30件、メールが26通きました。ただし私は、断りの連絡を1件も入れていません。 電話は3日で止まりました。

実際に起きたこと
電話 1日目 30件 → 2日目 3件 → 3日目 0件
メール 1日目 12通 → 2日目 5通 → 3日目 5通 → 4日目 1通
2社が「これが最後のご案内です」というメールを自分から送ってきて連絡は終了
私からの断り 0件(電話もメールも、こちらからは何も送っていません)

一括見積もりのデメリットとして「断るのが大変」と書いてあるページは、たくさんあります。私の場合は、断る前に向こうが引きました。

※基礎情報

  • 区間:愛知県名古屋市港区 → 東京都品川区(約340km)
  • 申込:2026年8月22日 午前4時49分/依頼先6社
  • 引越し:2026年8月28日(申込の6日後)
  • 荷物:一人暮らし1人分(ベッド・冷蔵庫・洗濯機などの家具家電に、ダンボール約10箱。エアコン0台)
  • 使ったサービス:ズバット引越し比較

一括見積もりサイトはほかにもありますが、登録している引越し業者は重なっています。サイトが違っても、この記事に書いた流れはそのまま使えます。

【この記事で分かること】

  • 断りの連絡を1件も入れずに、電話が3日で止まったこと
    =断る文面を考えなくて済みます
  • 見つけた会社の公式サイトから申し込むと、基本料金が20〜30%引かれる案内があったこと(2社から)
    =同じ会社でも、申し込む場所で料金が変わります
  • 何がどれだけ来るのか(電話30件・メール26通・11種類の電話番号から)
    =先に知っておけば、驚かずに済みます
  • 最初に来る金額は「概算」で、そのままでは比べられないこと(6社中4社。残り2社は金額を出しません)
    =待つのか、こちらから動くのかを決められます

1日で30件も!? 電話に出たんですか?

仕事中だったからほとんど出てないよ。合間の時間で出れたのが、2件だけ。

  1. 申し込んだら、電話が30件来た
    1. 30件は「30社」ではありません
    2. 電話に出られたのは、2件でした
    3. 6社とも、土日も営業しています
  2. 6社に依頼したのに、11種類の電話番号が鳴った
    1. かかってきた11種類の電話番号のうち、依頼した6社の電話番号と一致したのは2種類だけ
    2. 同じ会社が、別の番号を持っています
    3. 地域密着の会社も、長距離便の会社も、まとめて連絡がきます
  3. 4社は「概算」を即出した。2社は「金額は出せない」と返してきた
    1. 4社の金額
    2. 残り2社は、金額を出しませんでした
    3. メールは早朝に来ます。人が打っていません
  4. 訪問の扱いが、業者で正反対だった
    1. 訪問しなくても金額は出ます
    2. ただし、訪問すると安くなる会社もあります
  5. 相場と比べる前に、同じタイプの商品かを確かめる
    1. この2つは、同じタイプの商品ではありません
    2. 揃えると、こうなりました
    3. 安さの理由が、メールに書いてありました
  6. 断っていい。ただし、いつから料金が発生するかは知っておく
    1. 見積もりを受けただけなら、キャンセル料はかかりません
  7. 断る前に向こうが引いた
    1. 電話は3日で止まりました
    2. 2社が「これが最後です」と送ってきました
    3. ただし、私が申し込んだのは引越しの6日前です
  8. 6社から返ってきて分かったのは、値段ではなく「選択肢の形」だった
    1. 4つの金額より、選択肢の違いのほうが大きかった
    2. 安さは「どこまで融通を諦めるか」で決まります
    3. そのうえで、申し込む場所も選べます
  9. 選ぶのは、あなたです
  10. 次にやること
    1. 出す前に
    2. 出したあとに
    3. 業者が決まったら

申し込んだら、電話が30件来た

申し込んだのは午前4時49分です。 たまたま早起きして時間があったので、スマホで一括見積もりのフォームを埋めました。その日のうちに、電話が30件かかってきました。

30件は「30社」ではありません

依頼したのは6社です。 着信履歴を見ると、同じ番号から複数回かかってきていました。 1社あたり平均5回になります。

一括見積もりを申し込んだ8月22日の着信履歴。0120から始まる番号が並んでいる
申し込んだ日の着信履歴です。1画面に収まる分だけで、この下にまだ続きます。番号は伏せています。
依頼した社数 6社
その日の着信 30件
1社あたり 平均5回

電話に出られたのは、2件でした

私はその日、仕事でした。 着信履歴の記号を見ると、30件のうち応答できたのは2件で、残りは不在着信です。28件は、結果として無視した形になります。

電話に出ないと、話が進まないんじゃ…?

そんなことないよ。メールでも連絡来ていたよ。

メールは26通きました。 内訳は、アート引越センターが11通、サカイ引越センターと引越一番が5通ずつ、ハート引越センターが2通、引越し本舗とラク越が1通ずつです。依頼した6社の全部から、何かしらの連絡がありました。

6社とも、土日も営業しています

申し込んだ8月22日は土曜日でした。 申込の完了メールに書いてあった6社の営業時間は、8時前後から19時〜21時まで。「平日のみ」と書いてある会社はありません。

業者 営業時間
アート引越センター 8:00〜20:00
ハート引越センター 8:00〜20:00
引越一番 6:30〜20:00
ラク越/引越革命 10:00〜20:00
サカイ引越センター 8:00〜19:00
引越し本舗 8:00〜21:00

平日は仕事で電話に出られない人は、休みの日に申し込むと、その日のうちに来ます。 私はシフト勤務で土曜も仕事だったので出られませんでしたが、休みの日に申し込んでいれば、出られたはずです。

6社に依頼したのに、11種類の電話番号が鳴った

着信履歴に残っていた電話番号は、11種類ありました。 依頼したのは6社です。数が合いません。

かかってきた11種類の電話番号のうち、依頼した6社の電話番号と一致したのは2種類だけ

申込の完了メールには、依頼先6社の社名と直通の電話番号が書いてありました。その6つと、実際にかかってきた11種類の電話番号を比べてみました。

かかってきた番号の種類 11
依頼先6社の電話番号と一致 2(引越一番・引越し本舗)
一致しなかった 9

残り9種類が、どこの会社なのかは分かりません。 0120で始まるフリーダイヤルもあれば、052(名古屋)や03(東京)の市外局番、070の携帯番号もありました。

同じ会社が、別の番号を持っています

理由の一端は、メールの中にありました。

アート引越センターから届いたメールの署名にある電話番号は、0120-63-0123です。でも、依頼先の一覧に書いてあったアートの番号は 0120-0123-33 でした。同じ会社が、2種類の電話番号を使っています。

じゃあ、知らない番号から鳴っても、どこか分からないってことですか?

そう。しかも私は、その6社から届いたメールを見てなかった。

申込の完了メールは、迷惑メールフォルダに入っていました。 件名は「必ずご確認ください!」です。そして、1社の見積もりも同じ場所に入っていました。 受信箱だけ見ていると、届いている見積もりを見逃します。

申し込んだら、迷惑メールフォルダも確認するようにしましょう。

地域密着の会社も、長距離便の会社も、まとめて連絡がきます

番号だけでなく、会社の顔ぶれもばらばらでした。

引越一番のメールに、こう書いてあります。

「弊社は「お客様の新生活を応援するカンパニー」として、特に愛知県内のお引越しを中心に行っている«地域密着型»の引越会社です」

私の引越しは、愛知から東京への約340kmです。

対照的だったのがハート引越センターで、金額の横に「【長距離フリー便】」と書いてありました。 長距離であることを踏まえた見積もりです。

どちらも、この区間に対応できると考えて見積もりを出しています。 ただ、売りにしているところは違います。どこが自分に合うかは、返ってきた内容を読んで判断することになります。

4社は「概算」を即出した。2社は「金額は出せない」と返してきた

最初に返ってくるのは、見積書ではありません。 6社のうち4社が送ってきたのは「概算」となります。

4社の金額

業者 金額 表示のしかた
ラク越 44,000円(税込) 「基本引越作業料金」・荷物量は「仮)5.0立米」
引越し本舗 50,000円 〜 「お引越し概算見積」
ハート引越センター 54,450円(税込)〜 「概算内容」・長距離フリー便
引越一番 56,250円(税抜) 「概算料金」・税込に直すと61,875円

2社が「〜」付きです。 下限の額を出しています。

そして4社とも、確定額ではないことを自分で書いています。

引越一番「※確定料金は下記よりお問合せ下さい」
ラク越「※荷物量は仮設定となっております。(略)作業内容、荷物量、その他ご要望、ご条件に応じて料金が上がる場合も下がる(安価な)場合もあります」
引越し本舗「下記WEBフォームからご希望の見積日時を選択頂き、正確なお見積もりにお進みください」

残り2社は、金額を出しませんでした

サカイ引越センターとアート引越センターは、方針が違いました。

サカイ引越センター「当社では、お引越の内容を十分に伺った上で、正確なお見積り(確定料金)をご提示しております」
アート引越センター「弊社では、ご訪問またはオンラインでのお見積り後に料金をご提示しております」

金額が来ない会社もあります。 待っていても出てきません。

じゃあ、一括見積もりを出しても、比べられる数字は揃わないんですか?

直近で全て揃うとは限らないってことになるね。

メールは早朝に来ます。人が打っていません

4社のメールが届いたのは、午前4時55分から4時57分の間です。申し込んだのが4時49分なので、5分から7分後にあたります。

でも、これは業者が朝早いという話ではありません。

引越一番の営業時間は6時30分から、引越し本舗は8時から。どちらも、自社のメールに書いてある営業時間の外に送信しています。自動送信です。

引越一番からは、その後も8月23日・24日・25日と続けて届きましたが、時刻はすべて午前4時59分でした。

もうひとつ、自動であることが分かる箇所があります。 引越し本舗のメールに、この一文が入っていました。

「※3月〜4月のお引越しは人気のお日にちから早期満車となりますので、お早めのお見積もりをおすすめしております」

私の引越しは8月です。

訪問の扱いが、業者で正反対だった

「正式な金額を出すには、訪問見積もりが必要」と思っていました。 6社の案内を読むと、そうとは限りませんでした。

訪問しなくても金額は出ます

引越一番のメールには、確定金額を依頼する方法が3つ書いてありました。 電話・LINE公式アカウント・メール返信です。そしてメール返信用のフォーマットに、「訪問見積り希望の方」という欄がありました。

訪問は、選択肢のひとつとして置かれています。

引越し本舗は、WEBフォームで見積もりの日時を予約する形でした。「日程、ご住所、お荷物をお伺いして確定金額を即提示」「見積書(PDF)の発行が可能です」と書いてあります。

アート引越センターは、オンライン見積もりを用意していました。

「リモートLive見積りの予約「ミライ」 ご自宅からビデオ通話にて簡単見積り!その場で引越しの予約まで完了できます!★見積り時間は30分〜40分程度です」
「【こんな方にオススメ】・ご自宅への訪問見積りに抵抗のある方・仕事の合間に短時間でお見積りをしたい方」

業者の側が、訪問したくない人向けの選択肢を用意しています。

ただし、訪問すると安くなる会社もあります

サカイ引越センターは逆でした。

「ホームページからの訪問見積り依頼の場合、お引越し基本料金が20%OFFとなります。(車両費および人件費)」

訪問に値段がついています。

会社によって、真逆なんですね

そう。訪問が要るかどうかは、会社ごとに聞くしかない。

一括見積もりサイトの公式FAQには、「お電話もしくはメールでご連絡させていただく形になります」としか書いてありません。 見積もりの取り方が業者で違うことは、実際にやってみるまで分かりませんでした。

相場と比べる前に、同じタイプの商品かを確かめる

申し込みが完了すると、業者の返答を待たずに「平均相場」が画面に出ます。 私の条件(愛知県→東京都・8月・単身=一人暮らし1名)では、72,532円でした。

私が実際に契約した額は、131,340円です。 一括見積もりの6社とは別の会社と、貸切・8時開始で契約した額です。

計算すると、131,340 − 72,532 = 58,808円。相場より高い額を払っています。

この2つは、同じタイプの商品ではありません

比べる前に、揃っていないものが5つありました。

何が違うか
便種 貸切か、他の荷物と一緒か。 電話口で言われた「相乗りで10万は切ると思う」は、私が頼んだものとは別のタイプです
時間 開始時刻を選べるか。 ラク越の44,000円は「フリータイム」で、開始時刻を選べません
荷物量 ラク越の金額は「仮)5.0立米」での計算です。実際の荷物で計り直していません
表示 ハートと引越し本舗は「〜」付き。下限の額です
引越一番だけが「税抜」と明記。他社は税込か、記載がありません

そして、どの概算にも入っていない費用があります。 ハート引越センターのメールに、こう書いてありました。

エアコン 取外1台6,600円(税込)〜/取付1台 11,000円(税込)〜(配管交換やガスチャージ等の実費は別途)
洗濯機の給水及び排水ホースの接続は<縦型洗濯機>基本工事6,600円(税込)〜

「基本作業料金」の外側に、これだけあります。

揃えると、こうなりました

ラク越に「時間帯を指定した場合はいくらか」を聞きました。 返信は「お時間帯をご指定の場合は+11,000円となります」でした。

ラク越 私の契約
便種 引越専用トラック保証 貸切
時間 時間帯指定(+11,000円) 8時開始で確定
荷物量 仮)5.0立米 実際の荷物
金額 55,000円(税込) 131,340円(税込)

計算すると、131,340 ÷ 55,000 = 約2.4倍

ただし、これでも同じにはなっていません。 ラク越の55,000円は二次回答の前の額で、荷物量は「仮」のままです。

安さの理由が、メールに書いてありました

ラク越のメールに、こういう一文があります。

「引越専用車両 30台限定/日 でご提供しておりますので、満車になり次第 上記金額ではお引き受けできない場合もございますが、近くで作業するトラックがある場合により安価でご提供できる場合もございます」

近くで動いているトラックを回せるなら安くする、と書いてあります。 これが「フリータイム」とセットになっています。

つまり、値段の差は「融通をどこまで求めるか」の差です。

  • 業者の都合に合わせる → 安い
  • 時刻を指定する → +11,000円
  • 8時ちょうどに来てもらう → もっと高い

私は8時開始で確定させました。 ガスの開栓と入居が同じ日に固定されていて、動かせなかったからです。

相場より高いと思ったら、確かめるのは2つ。自分がどこまでの融通を頼んだのか。そして、比べてる相手の額は概算なのか確定なのか。

断っていい。ただし、いつから料金が発生するかは知っておく

「見積もりの断り方」を調べているページは多いですが、まず結論からです。断るのは、問題ありません。 見積もりは契約ではないからです。

気をつけるのは、いつから料金が発生するかです。

標準引越運送約款には、引越しの前々日・前日・当日にキャンセルすると解約手数料がかかる、と記載があります。上限は前々日が運賃と料金の20%、前日が30%、当日が50%です。これは上限なので、実際の率は業者ごとの約款で決まります。見積書に書く決まりになっているので、契約するときにそこを見てください。 契約が成立したあとの話なので、見積もりを受けただけの段階では発生しません。

見積もりを受けただけなら、キャンセル料はかかりません

6社のうち、契約まで進めた会社はありません。 だから、キャンセル料を実際に払っていません。

約款の中身を詳しく知りたい場合は、国土交通省の「標準引越運送約款等の改正について」を読んでください。

断る前に向こうが引いた

私は、6社のどこにも断りの連絡を入れていません。1件もです。

電話は3日で止まりました

引越し業者からの着信
1日目(申込日) 30件
2日目 3件(すべて不在着信)
3日目 0件

2日目に残っていたのは2種類の電話番号だけでした。1日目にかかってきた11種類の電話番号のうち、9種類は1日で消えています。

メールのほうは、もう少し長く続きました。

メール
1日目 12通
2日目 5通
3日目 5通
4日目 1通

電話は3日、メールは4日です。電話とメールで、止まった日が1日ずれています。

2社が「これが最後です」と送ってきました

8月25日、引越一番から届いたメールの件名は「最後のメールご案内でございます。」でした。本文には「当社からは、当メールが最後のご提案となります」と書いてあります。

8月29日、アート引越センターからも届きました。

「〇〇様へ、最後のご案内でございます。」
「◆◆度々のお電話やメールにてのご連絡、大変失礼致しました◆◆」
「◆◆当社からのご案内はこのメールを最後とさせて頂きます◆◆」
「◆◆お引越しが良いものとなるよう、心より願っております◆◆」

謝られてる…

私は何も言ってない。向こうから連絡が止まった。

このメールが届いたのは8月29日で、私の引越しは8月28日です。 引越しが終わった翌日に「お引越業者はお決まりになりましたでしょうか?」と聞かれています。業者の側は、こちらの状況を知りません。

ただし、私が申し込んだのは引越しの6日前です

私が申し込んだのは、引越しの6日前です。

日程が近すぎて、受けられない会社が連絡をやめたのかもしれません。 これは私の見立てで、確かめてはいません。

もうひとつ。6日前の依頼でも、全社から返信はきました。 直前でも対応できる業者から連絡はくると思います。

6社から返ってきて分かったのは、値段ではなく「選択肢の形」だった

私は一括見積もりを使いましたが、そこで見つけた6社とは契約していません。 別の会社に決めました。それでも、出してよかったと思っています。

4つの金額より、選択肢の違いのほうが大きかった

返ってきた金額は4つです。 44,000円から61,875円(税込換算)の間に収まりました。幅としては、1万7千円ほどです。

でも、金額を出すか、どう確定させるか、訪問をどう扱うか、という選択肢の違いはもっと大きいものでした。

何が違ったか 実際
金額を出すか 4社は概算を即出す/2社は「伺った上で確定料金を出す」
どうやって確定させるか 訪問/オンライン(30〜40分)/電話/LINE/WEBフォーム
訪問の扱い 「訪問に抵抗のある方」向けの選択肢を用意する社/訪問で20%引く社
会社の売り 「長距離フリー便」と書いてある会社/「愛知県内中心の地域密着型」と書いてある会社

6社に出してみるまで、こんなに分かれているとは思いませんでした。

🔑一括見積もりで本当に見えたのは「いくらか」ではなく、「どんな選択肢があるか」でした。

安さは「どこまで融通を諦めるか」で決まります

同じ会社の中でも、条件を変えると値段が動きます。ラク越の場合は、こうでした。

ラク越の条件 料金
フリータイム(開始時刻を選べない) 44,000円(税込)
時間帯を指定する +11,000円 = 55,000円(税込)
8時ちょうどに来てもらう これより高くなります

ラク越のメールに、その理由が書いてありました。

「近くで作業するトラックがある場合により安価でご提供できる場合もございます」

業者の都合に合わせられるほど、安くなります。

私は8時開始で確定させました。 単身赴任3回目の今回は、ガスの開栓と入居が同じ日に固定されていて、動かせなかったからです。

開始時刻を動かせる人なら、私より安い選択肢が選べます。

そのうえで、申し込む場所も選べます

これは予想していませんでした。 一括見積もりで依頼した6社のうち2社から、自社のサイトから申し込むと基本料金が引かれる、という案内がきました。

アート引越センター「弊社ホームページまたは公式LINEからお見積りをお申込み頂いたお客さま限定で引越基本料金30%OFF!!」
サカイ引越センター「ホームページからの訪問見積り依頼の場合、お引越し基本料金が20%OFFとなります。(車両費および人件費)」

どちらも「限定」と書いてあります。 一括見積もり経由の申し込みが対象外になるかどうかは、メールには書かれていません。 私は確かめていないので、断定はできません。

書けるのは、「自社サイトから申し込んだ人だけの割引がある、という案内が2社からきた」というところまで。

え、じゃあ一括見積もりを使わないほうがよかったってこと?

そうは思わない。探すのと、申し込むのは別だと思ってる。

自分では思いつかなかった会社が、6社の中に何社かありました。 名前を知らない会社が、自分の区間の金額と選択肢を出してくれます。一括見積もりがやってくれるのは、そこまでです。

気に入った会社が見つかったら、その会社の窓口を見に行く。 それでいいと思います。

選ぶのは、あなたです

冒頭で挙げた4つに、答えだけ並べます。

冒頭で書いたこと 答え
断らなくても止まるのか 止まりました。 私は1件も連絡せず、電話は3日、メールは4日で終わりました。2社は「最後のご案内です」と、自分から送ってきました
公式サイトから申し込むと安いのか 2社から、基本料金20〜30%引きの案内がきました。 一括見積もりは探す道具として使い、申し込む場所は別に選べます
何がどれだけ来るのか 電話30件・メール26通・11種類の電話番号。 依頼した6社の電話番号と一致したのは2種類だけでした
届いた概算は、そのまま比べられるのか そのままでは比べられません。 4社は「概算」で、「50,000円〜」のような下限だけの表示や税抜が混ざります。2社は金額を出しません

次にやること

出す前と、出したあとで、やることが違います。

出す前に

1. 普段使っていないメールアドレスを用意する

26通のメールは、そちらに届きました。 普段のアドレスで出すと、ほかのメールに埋もれます。

2. 電話に出られる時間を、ざっくり決めておく

私は30件のうち2件しか出られませんでした。 それでも金額はメールで届いたので、全部に出る必要はありません。 ただ「この時間なら出られる」を決めておくと、気が楽です。

出したあとに

3. まず迷惑メールフォルダを見る

申込の完了メールが、そこに入っていることがあります。 私の場合は、件名が「必ずご確認ください!」だったのに入っていました。そのメールに、依頼先の社名と電話番号が全部書いてあります。 これを見れば、知らない番号の正体が減ります。

4. 金額が来たら、3箇所を見る

「概算」と書いてあるか。「50,000円〜」のように下限だけの表示か。税込か税抜か。 私に来た4社の金額は、どれもそのままでは比べられませんでした。金額が来ない会社もあります。 待っても来ないので、こちらから動くか、候補から外すかを決めます。

5. 相場と比べる前に、タイプを確かめる

貸切か、他の荷物と一緒か。開始時刻を指定したか、フリータイムか。 私は、申込画面に出た「平均相場」と、自分が貸切で契約した額を並べて損したと思いました。でも比べていたのは、他の荷物と一緒に運ぶ便の相場と、貸切の額で、タイプが違いました。

6. 気に入った会社が見つかったら、その会社の公式サイトも見る

2社から「うちのサイトから申し込めば基本料金が20〜30%引き」という案内が来ました。 一括見積もりは探す道具として使い、申し込む場所は別に選んでいいと思います。

ズバット引越し比較で見積もりを依頼する

この記事の電話30件も、6社の見積もりも、ここから依頼した結果です。全国が対象なので、長距離の引越しでも使えます。

ハコブ引っ越しサービスに見積もりを依頼する

対応エリアは東京・千葉・埼玉・神奈川です。私は愛知から東京への引越しだったので、使えませんでした。首都圏内の引越しなら、候補の1社として見てください。

電話30件は、正直しんどかった。ただ3日で終わった。断る文面を考えずに済んだのは大きい。

業者が決まったら

7. 引越し先の電気・ガス・水道を申し込む

業者選びとは別に手続きが要ります。 私は3社に申し込みました。クレジットカードの登録期限が会社ごとにまったく違うので、申し込んだあとも確認が要ります。

電気は、私はオクトパスエナジーにしました。「本当に大丈夫なのか」を契約前に全部確かめた記録は、オクトパスエナジーは怪しいのかにまとめてあります。

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